空腹時に薬を飲んだらどうなるッ?!ダメな理由は?
「空腹な時に薬を飲んではいけない」と、よく聞きますよね。
また、多くの薬が、処方箋や注意事項に、食後に服用するようにと記載してあります。
あっ!薬を飲み忘れてた!今飲もう!!
と、空腹な時に薬を服用してしまった経験はありませんか?
食後を気にせず服用する人も、少なくないのでは?
では、なぜ空腹時に薬を服用してはいけないのでしょうか?
空腹時に薬を飲むと、身体にどのような影響があるのでしょうか?
そんな疑問をお持ちの方!必見です!
空腹時に薬を飲んだらどうなるか、服用してはいけない理由を以下にまとめました^_^
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薬の≪食前≫≪食間≫≪食後≫とは?
薬の服用時は、「食前」「食間」「食後」と挙げられます。
ここでは、その意味について、ご説明させていただきます♪
《食前》
食事する30分〜60分前に薬を服用すること。
たとえば、吐き気止めの薬だと、食事前に服用した方が効果的ということが想像できるかと思います。
せっかく食べたものを吐き戻してしまうことは、避けたいですよね^_^
このように、胃の補助をする薬は、食前が多いです。
《食間》
食事を終えてから、2時間後を目安に服用すること。
よく、食事中に服用すると勘違いされる方が見えますが、「食間」とは、食事と、次の食事の間に薬を服用するという意味です。
たとえば、胃の粘膜を保護する薬などが挙げられます^_^
《食後》
食事のあと、30分以内に薬を服用すること。
薬の中には、胃の粘膜を刺激してしまう薬があります。なので、食後に服用して胃に対する刺激を弱めなければなりません。
食後に服用しなければ、胃が荒れる原因になります。たとえば、抗生剤を含む薬は、胃に負担をかけます。
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空腹時に薬を飲むと起こりうる症状は?
食後に服用する薬を、空腹時に服用した場合に起こりうる症状についてご説明させていただきます!
・胸焼け
・胃痛
・胸のムカつき
・吐き気
以上のことが挙げられます。
いずれも、胃が荒れるとでてくる症状です。
空腹時の薬を飲んだらダメな理由は?
空腹時に薬を飲むと、なぜダメなのか。
その理由をご説明させていただきます^_^
それは、空腹時に食後の薬を服用すると、胃が荒れたり、負傷したりする危険があるのです!
というのも、空腹時の胃が空っぽな状態で、食後の薬を服用すると、薬が胃に直接触れることにより、薬の成分の刺激を受け、胃が荒れてしまうのです。
また、薬の中には、副作用で胃液の分泌を高める薬もあり、その胃酸が胃の壁を荒らしてしまうこともあるのです。
そして、胃酸の分泌が増えることにより、薬の吸収が悪くなるという説もあります。
薬が、人体に及ぼす影響は、すごいんですね!
しかし、全ての薬が、空腹時に服用すると胃が荒れるわけではありません。
「食前」「食間」に処方されるお薬は、胃に負担が少ないものがほとんどです。
たとえば、胃の粘膜を保護する薬や、ビタミン剤などが、挙げられます。
最後に
食後の薬を、食事した後に飲むことで、胃にある食べ物と薬が混ざり合い、薬による胃への負担や損傷は軽減させたいんですね^_^
私の知人の話では、足を骨折した時に、痛み止めを空腹時に服用したら、骨折した部分より胃痛の方が辛かったという話もあります!
しかし、全ての薬が空腹時に服用すると、胃が荒れるわけではありません。「食前」「食間」の薬は、空腹時に服用するものです。
「食後」としてある薬には、注意が必要です!
以上が、空腹時に薬を服用するとどうなるか、服用してはいけない理由でした♪
薬を飲むときには、処方箋や注意事項をよく読んでから服用しましょう^_^
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