足のむくみの原因って病気の可能性も?むくみに効果のある解消法!
朝と夕方ではまるで別人!?
立ち仕事で夕方足がむくむ、朝はすんなり履けた靴がキツイ・・・
「むくみ」の原因は病気?
気になるむくみの正体、さらに解消法まで、伝授しちゃいます!
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なぜむくみは起こるの?
そもそも、むくみはどうして起こるのでしょうか?
わたしたちの体の中では、常に血液が循環しています。
体に必要な水分や栄養分を細胞へ送り届ける、非常に重要な役目を果たしているわけですね。
通常、いらなくなった水分は静脈やリンパ管に戻り、再び体内を循環しますが、この循環が上手くいかず、戻ってくるはずの水分が溜まってしまうことがあります。
これが「むくみ」の正体です。
原因は?
むくみの原因は病気?それとも一過性のもの?
一口に「むくみ」といってもその原因はさまざまですが、主に次の2つに分けられます。
(1) 一過性のもの
比較的短時間で治まり、マッサージや運動で解消することができます。
長い時間立っている(座っている)と、血液が足に溜まり、静脈の圧が高くなります。
それによって水分が足に溜まりやすくなり、むくみの原因となるのです。
足の筋肉が衰えると、血液を循環させるポンプ機能が低下し、水分が足に溜まりやすくなります。
適度な運動を心がけましょう。
睡眠不足や疲れが溜まった状態が続くと、二酸化炭素などの疲労物質が溜まり、体は酸素不足の状態になります。
そうすると、酸素を循環させるために血管が広がり、流れる血液の量も増えます。
血液の量が増えると、水分量も増えるため、むくみやすくなるというわけです。
水分や塩分を摂りすぎると、血液中の水分が増えます。
そのため、余分な水分が溜まりやすくなり、むくみの原因となるのです。
(2)病的なもの
内臓や血管など、体の機能が正常に働かなくなることで起こります。
慢性的なむくみが1週間以上続くなど、急激な変化を感じたら、すぐに病院で診てもらいましょう。
肝臓が弱っていると、水分が出やすくなり、戻りにくく悪循環が生まれます。
そうなると水分が足に溜まりやすくなり、むくみを引き起こすこともあります。
血管の疾患に「下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)」というのがあります。
血液の逆流を防いでくれる、「動脈弁」が壊れることで血液が逆流し、足に溜まってしまう病気です。
悪化すると肌が黒ずんだり、湿疹やかゆみの元になることもあります。
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病気の可能性も?
急激な体の変化は病気のサイン!
立ち仕事をしたわけでも、塩分の摂りすぎでもない。
思いあたるフシがないのにむくみに悩まされている方は、ひょっとすると体の異常が隠れているかも?
特に、慢性的な足のむくみ、痛みを伴う方は要注意です!
肝臓や腎臓に異常がないか、一度病院で診てもらいましょう。
早期発見が解決の第一歩です!
むくみに効果のある解消法!
1日5分!マッサージでむくみ解消!
太ももの付け根には「リンパ節」があり、これをマッサージすることでむくみの解消になります。
まず、あぐらをかくように両膝を深く曲げて座りましょう。
次に、太ももの付け根に両手のひらを当て、体の重みをかけて、ゆっくと圧力をかけます。
これを左右それぞれ5回ずつ行います。
軽くひざを曲げて足を前に伸ばし、床に座ります。
そして、両手で包み込むようにしながら、ひざから太ももに向けて、なでるようにマッサージしましょう。
力は入れず、ゆっくりと行ってください。
太ももの裏側、内側、外側と、3か所に分けて行います。
これを左右5回ずつ行いましょう。
リンパ節はひざの裏側にもあるので、こちらもしっかりとマッサージしましょう。
ひざの裏側にあるへこみ(ひかがみ)に親指以外の4本の指を当て、上に向けて10回さすります。
反対の足も同じようにマッサージし、ひざの上も同様に行いましょう。
足首からひざの裏にかけて優しくさすります。
手のひら全体で包み込むイメージで行いましょう。
こちらも左右5回ずつ行います。
まず、足首を軽く回します。
次に、足の甲と足の裏を、つま先から足首に向けてさすりましょう。
さする時は、親指で足の裏を押すとさらに効果的です。
こちらも左右5回ずつ行います。
今度は順番を逆にして、(5)~(1)のマッサージを行います。
リンパの流れをよくするマッサージなので、最も血行がよい入浴後がよいでしょう。
また、飲酒後のマッサージは避けてください。
妊娠中の方や病気をお持ちの方は、主治医の先生に相談し、指示に従いましょう。
むくみは血行不良が原因でもありますから、血行をよくする足湯は効果的です。
足湯によって副交感神経の働きがよくなり、緊張がほぐれることで血行がよくなります。
肝臓は一定の体温を保つために熱を発しています。
そのため、足湯で体が温まると、肝臓の負担が減り、機能が高まるわけです。
タイミングとしては、寝る30分前がオススメです。
リラックス効果が高く、寝つきもよくなると言われています。
・少し大きめのバケツ(足が楽に入ればOK)
・38~42℃のお湯
・タオル(足をふく用)
バケツにお湯を入れ、足を浸けて10~20分おきます
自分の好きな香りのアロマオイルを入れると、さらに気分爽快!
お好みで試してみてくださいね。
足湯が終わったらよくふいて、足が冷えない内に眠りにつくことが大切です。
手軽にできて体ポカポカ♪ぜひ試してみてくださいね♪
樹液シート
使い方はカンタン!
お風呂上りや寝る前に足の裏などに貼って寝るダケ!
粉末タイプもあるようなので、お好みで試してみてはいかがでしょうか?
むくみ防止ストッキング
足やせ用にも売られている着圧ストッキングなども効果的。
静脈瘤などの治療に使われている、弾力ストッキングなるものも。
日常生活で使えるものなので、自分に合ったむくみ対策グッズを試してみてくださいね。
むくみと上手に向き合いましょう
これまでお伝えしたように、むくみには非常にたくさんの原因があります。
それでも、ひとつ言えるのは、早期発見・早期ケアが大切だということです。
むくみは体からのSOS!
たががむくみと放っておかず、1日でも早くケアしてあげましょう。
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