牛乳を加熱して温めると白い膜ができる理由は?成分や名前や栄養は?
という方も、多いのではないでしょうか?
お子様に、ホットミルクを進んで飲ませているご家庭もありますよね。暖かい牛乳を飲むと、心がホッとするのは私だけでしょうか。でも、牛乳を加熱すると、上の方に白い膜が出来ますよね。
あれは、いったい何でしょう……。
今まで、気にした事はなかったけれど、飲んでも良いものなのでしょうか?
あれが何なのか、気になる方も多いのでは?
こそで!温めた牛乳にできる白い膜について調べました^_^
スポンサーリンク
白い膜の正体
それは、たんぱく質です!
もともと、たんぱく質は、熱により固まる性質をもっています。
また、牛乳に出来る膜は、「ラムスデン現象」と言って、加熱することにより、表面の水分が蒸発し、その部分が凝縮します。その為、固まろうとするたんぱく質が、脂肪などを包み込むことにより、膜が出来上がるのです。
名前は?
あの膜の名前は、「ミルクカゼイン」といいます。カゼインとは、ミルクに含まれているたんぱく質の一種で、酸に触れると凝固します。
※凝固とは、液体が個体になる化学変化のことです。
スポンサーリンク
成分は?栄養はあるの?
ミルクガゼインの成分は、カルシウムの固まりです。
この「ガゼイン」というものは、高たんぱく質で、その栄養価は非常に高く、身体に入ると分解されて、栄養素の吸収を助ける働きがあります。
主な、効果としては
・腸の運動活性
・免疫強化
・消化機能の補助
・血圧上昇を抑える
・疲労回復
などが挙げられます。
また、ガゼインは熱に強いのが特徴で、加熱してもその栄養が失われるといったことはありません。
よく、「熱した牛乳に出来た白い膜は、そのまま飲んでも良いの?」という質問を見かけますが、身体に取り入れても、問題はありません。しかし、最近では、高たんぱく質を過度に摂取すると、悪性腫瘍の発症率が高くなるということが、研究で明らかになりました!この牛乳1杯や2杯で、悪性腫瘍になるリスクは、無いに等しいです。
しかし、普段から高たんぱく質をたくさん摂取されている方は牛乳に限らず、ほどほどに、たんぱく質を身体に取り入れましょう^_^
最後に
牛乳は、美味しい上、たんぱく質やカルシウム、ミネラルなど、栄養が豊富に含まれています!また、加熱して出来る白い膜も、栄養の固まりというのですから、身体に良いこと間違いなし♪
最近では、牛乳に含まれるガゼインは、腸の働きを良くするので、ダイエットにも有効のようです!また、暖かい牛乳だと、カルシウムを吸収しやすいことと、リラックス効果があるようです^_^
是非、ホットな牛乳を飲んで、リラックスして下さい♪
スポンサーリンク